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閉じ込めて 見ないフリ
餌も与えず 監禁したら
弱るかなと 思ったんだ
でも予想は ハズレたの
大きな声で 泣き叫んで
二十四時間 止まらない
こんな騒音 嫌になって
苦しいのは 私なのにと
泣きたくて 叫びたくて
そうしたら 君のことが
羨ましいと 思えてきて
だから私が 檻に入れば
自由に大声 出せるよね
泣き叫んで 構わない?
そして私は 檻に入った
入った途端 声が出ない
泣くことも 叫ぶことも
勿論無理で どうして?
感情だって 主人を選ぶ
権利はある 監禁でしか
飼い慣らす 能力がない
無能な主人 捨てるのは
感情自身だ ざまあみろ
喜怒哀楽の ない世界を
望んだのは 他でもない
お前自身だ

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餌も与えず 監禁したら
弱るかなと 思ったんだ
でも予想は ハズレたの
大きな声で 泣き叫んで
二十四時間 止まらない
こんな騒音 嫌になって
苦しいのは 私なのにと
泣きたくて 叫びたくて
そうしたら 君のことが
羨ましいと 思えてきて
だから私が 檻に入れば
自由に大声 出せるよね
泣き叫んで 構わない?
そして私は 檻に入った
入った途端 声が出ない
泣くことも 叫ぶことも
勿論無理で どうして?
感情だって 主人を選ぶ
権利はある 監禁でしか
飼い慣らす 能力がない
無能な主人 捨てるのは
感情自身だ ざまあみろ
喜怒哀楽の ない世界を
望んだのは 他でもない
お前自身だ

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明日は、雨。
きっとみんな覚悟は出来ているのだろう。
明日を迎えるからといって、特別な準備は何もせず、かといって騒ぐこともなく、
いつものように、静かすぎず煩すぎないお喋りが、ボソボソと続いていた。
僕はといえば、覚悟なんて全く出来ていない。
せっかく綺麗な花を咲かせたのに、散ってしまうなんて悲しいじゃないか。
努力したのに、辛いじゃないか。
くよくよと下を向いていたら、隣の木がこれは自然の定めだから仕方がないと、
何千年も前から使い古された言葉をわざわざ投げ掛けてきたので、腹が立ってシカトした。
隣の木は大袈裟にため息をつき、だめだありゃと隣の隣の木につぶやく。
おかしいのは、自分がよく、わかっている。
雨で花が散るのは、既に数えきれないほど経験している。
でも、特にここ50年位はうんざりしていた。
「雨粒は花びらを削ぐナイフ」
そんな風に思ってしまうほど、僕はもうおかしくなっていたんだ。
翌日、予報通り雨が降った。
僕は必死で雨に対抗した。
一枚でもやられるものかと踏ん張った。
その甲斐あって、僕の花はほとんど守られた。
僕は雨が降る度に、対抗した。
そしてその戦いに負けることはなかった。
新緑と呼ばれる季節。
僕は、未だに満開の花を咲かせていた。
陽も長くなり、気温も上がって、光合成には気持ちのいい時期だ。
でも、僕には数えるほどの葉しかなかった。
光合成をまともに出来ない僕は、案の定枯れた。
でも、これで良かったのではないかと思う。
僕は桜の木だったけれど、変化するのが怖くなってしまった。
だから天気と時間に逆う真似をした。
それがおかしいのは自分でもわかっていた。
でも、僕は生きた。
おかしかったけれど、おかしいなりに、生きた。
それで充分だろう?そうは思わないか?

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きっとみんな覚悟は出来ているのだろう。
明日を迎えるからといって、特別な準備は何もせず、かといって騒ぐこともなく、
いつものように、静かすぎず煩すぎないお喋りが、ボソボソと続いていた。
僕はといえば、覚悟なんて全く出来ていない。
せっかく綺麗な花を咲かせたのに、散ってしまうなんて悲しいじゃないか。
努力したのに、辛いじゃないか。
くよくよと下を向いていたら、隣の木がこれは自然の定めだから仕方がないと、
何千年も前から使い古された言葉をわざわざ投げ掛けてきたので、腹が立ってシカトした。
隣の木は大袈裟にため息をつき、だめだありゃと隣の隣の木につぶやく。
おかしいのは、自分がよく、わかっている。
雨で花が散るのは、既に数えきれないほど経験している。
でも、特にここ50年位はうんざりしていた。
「雨粒は花びらを削ぐナイフ」
そんな風に思ってしまうほど、僕はもうおかしくなっていたんだ。
翌日、予報通り雨が降った。
僕は必死で雨に対抗した。
一枚でもやられるものかと踏ん張った。
その甲斐あって、僕の花はほとんど守られた。
僕は雨が降る度に、対抗した。
そしてその戦いに負けることはなかった。
新緑と呼ばれる季節。
僕は、未だに満開の花を咲かせていた。
陽も長くなり、気温も上がって、光合成には気持ちのいい時期だ。
でも、僕には数えるほどの葉しかなかった。
光合成をまともに出来ない僕は、案の定枯れた。
でも、これで良かったのではないかと思う。
僕は桜の木だったけれど、変化するのが怖くなってしまった。
だから天気と時間に逆う真似をした。
それがおかしいのは自分でもわかっていた。
でも、僕は生きた。
おかしかったけれど、おかしいなりに、生きた。
それで充分だろう?そうは思わないか?

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プロフィール
HN:
インドウハル
性別:
非公開
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