ハルの嘘
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2025/06/09 (Mon) 23:43
気に食わない
あいつはいつもわかりきったことばかり言うから嫌い
そいつは私の好きなものを嫌いと言うから嫌い
こいつの話はいつもつまらないから嫌い
いつだったか石につまずいたから石ころは嫌い
濡れるから雨は嫌い
雨を降らす雲ももちろん嫌い
ついでに傘は邪魔くさいから嫌い
嫌い 嫌い 嫌い
マシンガンを放つように
嫌いの数だけ私から人と物を遠ざける
流れ弾に当たってもいいや
どうせ当たるなら
似非の孤独に酔って満足してしまう
ノミのようなプライドに当たってくれよ
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[3回]
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2015/11/14 (Sat) 22:34
詩
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あのころ
心に自ら蓋をして不自由さを気取り
試しに涙を流してみたら
あっという間に人だかり
羽をもげるだけもぎ取って
涙を流せるだけ流してみれば
面白いくらいに人が来る
今日もありがとう あなたたちのお陰です
嘘の感謝 朝飯前
時間が経てば 頭が冷える
あの熱狂はどこへやら
穏やか過ぎる時間とボロボロの肉体だけが残された今
自由だったあの頃に
不自由さを選択した愚かさを
悔いてもどこにもあの頃はない
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2015/11/14 (Sat) 22:19
詩
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拍手のお返事
「角砂糖」への拍手のお返事です。
あきらちゃん、拍手一番乗りありがとう!!
私、角砂糖ってもう何年も使ってないんだけどね、実は(笑)
想像を巡らせて書いてみたよ。
なかなか溶けない角砂糖、不器用なところが私に似ているかも?(笑)
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2015/11/14 (Sat) 22:09
拍手のお返事
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林檎
夕食後に出された林檎が異常に甘く、私の心の奥にある甘ったれた部分を母に見透かされた気がして、恐る恐る背中を見た。
いつも歌わないメロディーの鼻歌を歌いながら重ねた食器の山を持ち、台所に向かう母を見送った、途端、喉元に残る林檎の甘ったるさがすうっと引いて苦味に変わった。
私は覚悟を決めて残りの林檎をそっと口に入れ、勢いよく飲み込んだ。
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2015/10/08 (Thu) 16:24
掌編小説
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境界線
誰かの声を聞かなければ
誰かの姿を見なければ
誰かの言葉に触れなければ
泥だらけでくたびれてる靴も
抜け落ちて床に貼り付いた髪も
鏡の前で確かに息を吸いまばたきをしている自分も在るような気がしないなんてね
こんなに不確かであやふやな私は
本当は人間ではなく空気や水もしくは石ころなのかもしれない
(2012年「孤独との調和」より一部改編)
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2015/10/08 (Thu) 16:19
詩
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