ハルの嘘
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2025/03/12 (Wed) 15:02
はる
意地を張って虚勢を張って
笑顔を貼りつけて晴れのフリ
腫れ物に触る勇気はない
だってこの先障るかもしれないでしょ
フリしてる時点で十分不利だね
這って進んでるあいつを見ろよ
春を信じているあいつを見ろよ
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[0回]
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2017/05/08 (Mon) 16:47
詩
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そんな日々
ガラスケースの小さなひび割れから
君の名前が一文字だけすべり落ちた
気づかなくて埃と一緒に掃除機で吸った
そんな日々さ
今日に限ったことじゃない
君の名前は掃除機の中を探せば見つかるだろう
でもまたいつか何かの理由で失くすだろう
それは同じことを繰り返してるだけなのか?
明日は新しい埃がガラスケースの上に積もる
僕はまたそれを掃除する
どうせそんな日々だろう
やっぱりそんな日々だろう
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[1回]
2016/10/23 (Sun) 12:00
詩
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どこにもいけないから
立っても
座っても
横になっても
目を開けても閉じても
同じ景色
同じ空気
それでも
離さないで
捨てないで
ずっと見ていて
心臓のリズム
巡る血液
ここに在る一つの肉体の中
きっとどこにもいかない
どこにもいけないから
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2016/10/16 (Sun) 12:00
詩
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レクイエム
音が粒立って私に投げられるとき、
思い出すのはいつも同じページの同じ言葉。
君の笑顔はもう戻らない。
まさかお菓子に毒が入ってるとはね。
暴力は自在に姿を変える。
色もない音もない。
楽しいことも苦しいこともない世界へ。
ねえ、そこで君は笑っているだろうか?
投げられた音に涙を込めて君のもとへ。
音楽のセンスはないけれど、
あの時泣けなかった私と君に届くように。
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2016/09/18 (Sun) 12:00
詩
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後の祭
「死なないから刺してもいいでしょ?」
あなたの顔を錆びたナイフの刃先で撫でる。
あなたの首でキラキラと輝く脂汗を舐め取ると、
愛していたとあなたの耳元で囁いた。
そう。本当に愛していた。
思い出は鮮やかで美し過ぎて、薄汚い今を眩しいほどに照らす。
だからこそ許せなかった。
今を。あなたを。そして私を。
錆びたナイフの柄に力を込める。
鈍い音の後に一筋の血が静かに流れた。
薄汚い今から、あなたから、そして私から、私は自由になる。
この傷と引き換えに。
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2016/09/11 (Sun) 12:00
詩
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